2021/12
マニラを拠点とするセブパシフィック航空は、LIFT Aero Designが手掛けるキャビンデザインを採用した最新エアバスA330neoを発表しました。
「このプロジェクトの最大の目的は、セブパシフィック航空のブランドDNAをキャビンに吹き込むことでした。私たちは、若くてダイナミックな会社を反映する環境に、セブパシフィック航空独特の黄色と青の色調を置き換えて表現することに集中しました」と、LIFTのバロン・ダニエル代表は述べています。
第一印象がたいへん重要であるため、メインの搭乗ドアの天井照明パネルには、フレッシュで心地よいティールブルーの色合いが採用されています。
シートは「100%セブパシフィック航空」というメッセージを伝えるために作られた、スポーティな外観が特徴です。青みがかったグレーのレザーが落ち着いた雰囲気を醸し出し、カーボンファイバーの質感が触り心地を高めて、優れた快適さを演出します。プレミアムシートとスタンダードシートのそれぞれに、なめらかな色のアクセントにマッチする、セブパシフィック航空のシグネチャである黄色と青のステッチが施されています。
キャビンの前壁と後壁には、鮮やかなブルーオンブルーのマンゴー模様が描かれ、セブ名産のおいしいフルーツに敬意を表しています。白の浮き上がったセブパシフィック航空のロゴは、360度ブランド仕様の環境としてキャビン全体の一体感を演出しています。
同じマンゴー模様が、化粧室の内壁の一面に黄色い2種類のトーンで描かれています。 「慎重に考え抜かれた単色を使って、私たちは、清潔かつプロフェッショナルな外観を維持しながら、大胆な表現をためらわない化粧室環境という目標を達成しました。」
「LIFT Aero Designとともに、お客様の快適さとこれまでの経験を念頭に置いてデザインされたセブパシフィック航空の新しいキャビンインテリアには、私たちがセブの会社であるとともに、その飛行先であるフィリピンの島々を代表するという私たちの誇りが反映されています。LIFTは、プログラムの立ち上げから最初の機材納入にいたるまで、本当に優れたサポートを提供し、当社のブランドイメージをキャビンに取り入れることにおいて、素晴らしい仕事をしてくれました」と、セブパシフィック航空のマーケティング兼カスタマーエクスペリエンス担当副社長のカンディス・イオグ氏は話しています。
セブパシフィック航空のA330neoは、乗客1人あたりの二酸化炭素排出量が最も少なく、同社がアジアで最も環境に配慮した航空会社となる道を開きます。また、2027年までにすべての便をネオ機材によって運航すべく、順調にその歩みを進めています。
「LIFTのシンガポールオフィスにいるアーロン・ヨンと私は、ブランドと製品に対する明確なビジョンを持ち、プロフェッションできっちりと焦点を絞ったセブパシフィック航空のチームと一緒に仕事をすることができたことに心から感謝しています」とバロン代表は話しています。
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